#773 昭和町の家Ⅰ
2023.04.03 柱脚・柱頭金物のチェックを行いました。
これまで工事進捗に併せて確認して来ましたが最終チェックです。
柱脚金物は、柱の下部、柱と土台・基礎をつなぐ金物です。
基礎のコンクリート打設時にアンカーボルトを設置しておいて、
柱に大きな金物で接続します。
また、この建物は、省令準耐火仕様に適合させています。
この仕様は通常の木造の建物より、1段階、火災に強いもので、
この仕様に適合させることにより、火災保険の保険料が安くなる等のメリットがあります。
ただし、その分建設費が高くなるため、これまで中々採用できませんでした。
写真の壁上部にピンク色のボード(石膏ボード)が貼ってある部分が、
ファイヤーストップと言い、部屋から部屋へ延焼していくのを防ぐための措置で、
間仕切り上部と外壁の天井裏を不燃材料である石膏ボードで仕切っています。
天井より下の室内ももちろん同じく石膏ボードで間仕切り、延焼を防ぐ構造になっています。
このような措置がいくつもあり、火災に強い木造住宅をつくることができます。
ご興味ある方は是非ご相談ください。
それではまた。
小林義仁/小林建築設計事務所
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そして今日のくぅくん。
山梨県立美術館に来ました!
乗っかっちゃってるっ(-_-;)
ではまた。
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