#76 東横イン
こんにちは。
今月は、耐震偽装問題の他に東横インの違法改築問題、防衛庁の談合、その他山梨県内でも談合の事件があり、建築・土木に関する大きな事件がありました。
特に東横インの改築については、耐震偽装と同じく建築主の無責任な考え方に怒りを覚えました。
ハートビル法というのは、比較的新しく制定された法律であり、また構造計算偽装と比べると直接命にかかわるものではありません。
建築基準法の根拠が「安全」であるとすれば、ハートビル法の根拠は「文化」です。高齢者や体の不自由な人に配慮した建物にしようという法律なのです。実際こういったことは定量的に規制できるものではありませんが、法律で最低限度の基準を設けているに過ぎません。一定規模・用途の建物を建築する建築主や設計者は、そのようなことに配慮する義務があるのです。それを無視するということは、文化的レベルの低さを宣伝しているようなものです。
ハートビル法は障害者のための法律ではなく、建築主の為の法律なのです。
今回の報道では建築主がそのことを全く理解していないこと、それに協力した設計者がいたことにショックを受けました。
今月は、耐震偽装問題の他に東横インの違法改築問題、防衛庁の談合、その他山梨県内でも談合の事件があり、建築・土木に関する大きな事件がありました。
特に東横インの改築については、耐震偽装と同じく建築主の無責任な考え方に怒りを覚えました。
ハートビル法というのは、比較的新しく制定された法律であり、また構造計算偽装と比べると直接命にかかわるものではありません。
建築基準法の根拠が「安全」であるとすれば、ハートビル法の根拠は「文化」です。高齢者や体の不自由な人に配慮した建物にしようという法律なのです。実際こういったことは定量的に規制できるものではありませんが、法律で最低限度の基準を設けているに過ぎません。一定規模・用途の建物を建築する建築主や設計者は、そのようなことに配慮する義務があるのです。それを無視するということは、文化的レベルの低さを宣伝しているようなものです。
ハートビル法は障害者のための法律ではなく、建築主の為の法律なのです。
今回の報道では建築主がそのことを全く理解していないこと、それに協力した設計者がいたことにショックを受けました。
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